NHK改革のあるべき方向性

はじめに

冗長な前置きはさておき、①契約形態の見直し、②スクランブル化の範囲の2点から、望ましいNHK改革について私見を述べさせて頂きます。

①契約形態の見直し

先日、某ホテル会社に各部屋のテレビごとに契約代金を支払えという判決が出ました。瑣末なロジックはともかく、つまり「公平性」を強調する事でこういう判決が出たのだと思います。

しかし本当にホテルの各個室についても受信料を徴収していく事が本当に公平なのでしょうか?

原則形態は「生活圏内に置いてあるテレビ」であることは間違いでしょう。普段人が日常生活を送る中に置いてあるテレビです。常にテレビを見る可能性、引いてはNHKを視聴する可能性はあります。ここを起点に考えると、まぁ「別荘にあるテレビ」も、生活圏の延長として徴収対象になってもギリギリ納得できます。

ではホテルはどうでしょう?

当然空きが出る訳で必ずしも人がいる訳ではなく、基本的に空いてる部屋でホテル業者側がテレビを見る事はありません。常にはテレビを視聴する可能性が存在しない空間なのです。しかも、仮にホテル業者側が支払わなければならないとすれば、裁判の中でもホテル側の主張としてもありましたが、「宿泊客とホテル業者側の二重払い」が生じるワケです。

そうだとすれば、一般の住居と同じように受信料を徴収する事が「不公平」であり、不当にNHKを利する事になります。まさかの最高裁がこうしたケースの違いを無視して形式的な判断を下してしまった事は非常に残念です。

「公平性」を主張するなら、NHKは宿泊施設の宿泊部屋用の割安な契約形態を作るべきなのです。

裁判所も裁判所で、実質的には不公平であるとして部分違憲の判断も下せたはずなのです。

②スクランブル化の範囲

「NHKから国民を守る党」の主張するNHKのスクランブル化は、「NHKが果たすべき公共的役割や機能を根本から毀損する恐れがある」等と言われていますが、どっちの言い分も極端すぎる様に思います。

私見としては、「公共的役割や機能」から素直に導けない番組はスクランブル化すべきです。

ニュース等の明らかに「公共的役割や機能」そのものを果たしている番組は無料で、NHK受信料を払わずとも視聴可能にし、場合によっては多少税金を使ってでも放送すべきです。

問題は、民放のまねごとのみたいな芸能人を引っ張って来ての下らないバラエティー番組やそれに準じる番組です。これは別に「公共的役割や機能」の観点からは不要でしょう。これこそスクランブル化すればよい。

下らない番組が見れなくなったところで別に困らない人は多いでしょう。そうするとNHKの受信料収入は確実に減ります。

収入が減るのなら、次は、やたら金だけかかる俳優やら女優やらの起用も止めればいい。役員に顕著な従業員の過大な給料も減らせばいい。

その様にして「公共的役割や機能」から見て適切な規模と運営になって行くはずです。

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