「本を読む人は年収が高い」の嘘

「本を読む人は年収が高い」の嘘

「本を読むと年収が上がる!」「成功したかったら本をたくさん読みなさい!」という様な、何らかの形で収入と読書量を関連付ける触れこみを見た事ある方は多いと思います。

この手の胡散臭い本を手に取った事は無いけれども、おそらく「どんな本を読みなさい」という事まで書いてあるのでしょう。

「どんな本を読みなさい」という事無しに、「とにかく本を読む」という事を至上目的に置いている「指南書(笑)」があったとしたら、それは悲劇ですが…。ライトノベルを月に百冊読んだところで、得られるものは少ないワケで…。

何が言いたいかと言うと、「本を読む事」は確かに一つの手段だけどそれだけではないという事です。

何を持って「成功」というのは難しいですが、少なくとも向上心のある人は現状に満足せずに「謙虚に他人から学ぶ姿勢」を持ち、その上で「常に情報を収集して上手く立ち回る事」が出来る人の中から「成功」する人が多い傾向にある、というのが話の本質です。

現状に満足して「もう学ぶものは無い」という姿勢だと、社会の中で取り残されている事が多いでしょう。

そして、別に、学ぶのは本以外に、学校でもセミナーでも、テレビでもネットでも、何でも良いのです。とにかく現状に満足しないでアンテナを張り巡らせておくと、ある日「ピン」と来るものがあるハズです。

もちろん「ピン」と来るためには、その人が普段から深く物事を考える「クセ」が無ければなりません。何の問題意識も、深い考察もなく漫然と生きている人にはそうした瞬間は訪れないでしょう。少なくとも、潜在意識の片隅でそういう事が為されていなければならないのです。

謙虚で情報収集を怠らない人が、情報収集の一環として本を読む傾向があるかもしれない。だから本を読むと年収が上がる、という構造でなのです。

「新聞を読むと年収が上がる」という触れこみもそうです。

「オワコン」としての危機感が生じる業界は、あの手この手で「現状のままに」延命を図ろうとします。少なくとも本の作り手側は滅びないでしょうが、新聞社や販売だけの書店の関係者こそ、「お勉強」して次の一手を考え出す方が賢明ではないでしょうか。

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