序
俗にいう「アドセンス」ですが、先日(2018年6月)数か月前にドメインを取得したばかりの弱小ブログでも審査に通りました。
アドセンス登録の際の鬼門、「この URLでは AdSense にお申し込みいただけません」という恐怖のワードが出てきてしまった場合について、自身の経験から、分かった事を書かせて頂きます。
「なぜダメなのか」について一切表示されないから余計に苦しむわけです。
原因ごとの詳細は各項目ごとに検索かけて頂ければ、より詳しい説明等が見つかると思います(「見つかると思います」とは書きましたが、中には目次も無く、あるいは見出しと内容の関連が薄い事まで、ダラダラとどうでも良い事を書き連ね、記事の中にポイントが埋もれてたりして非常に見にくい記事が散見されますのでご注意を)。
当記事の内容については、随時充実させて行こうと思っています。
※ちなみに、私の弱小ブログが審査通過した際のページビュー数や記事数についてはこちら→「Google Adsense」の「勧め」と弱小ブログによる審査通過の参考例
「Google Adsense」へ申請するに至る経緯
(私の身の上に興味無い人がほとんどだと思うので、次の項目へどうぞ)
先日、念願だった「Google Adsense」の審査に通りました。
もともと、審査の緩かった(?)m○di8を利用するつもりでいて、審査通して広告貼り始めてはいたのですが、まさかのサービス終了。ということで、代替の広告を貼らなければなりませんでした。
そこで他の方法を調べたりしてみたのですが、どうやらアドセンスの審査は厳しそうだと。では他は…。忍者は収益低すぎ、「粘土」等はモバイルオンリーで、仕方なく「フラ○ト」がマシらしいということで、申請だけはしてみました。しかし、なにやら外部に公開しない基準が色々とあるらしく、二回ほど申請したものの、全て通らず。色々と対応遅いしで、もう諦めて、とりあえずダメもとでアドセンスに申請を始めました…。
鬼門「この URLでは AdSense にお申し込みいただけません」
これが出たことが無い人にとってはどうでもいい事ですが、出てしまった人にとってはこれほど恐ろしいことはありません。自分も夜中に作業を始め、このメッセージが出てきてしまい、原因を調べるために更に夜が更けて行きました。
「何十記事もないとダメ」というネット上の都市伝説を信じて必死に審査用ブログを仕上げてきた方にとっては、まさかの門前払い、なんてことになったら…。これは悲しい。
しかも、完全にはGoogle側も把握出来ていない原因もあるみたいです。
原因
考えられる原因を羅列すると、以下の様なものがあります。
- サブドメインで申請している
- 過去にそのURLがブラックリストに入ってしまった
- 新規の独自ドメインを取得したばかり
- (ブログがワードプレスを利用している場合)相性の悪いプラグインを利用している
- 再度申請するまでの期間が短すぎ
です。
以下では、それぞれの解決策等について簡潔に説明させて頂きます。
解決策等
サブドメインで申請している場合
この点に関しては特記することはあまりありません。
とりあえずサブドメインでの申請は受け付けてないとのことです。申請は独自ドメインでして下さい。
「サブドメインってなんぞ?」という人は、ここで解説を長々とするわけにもいかないので調べて頂けたらと思います。
無料ブログの中には、最初からサブドメインしか持てず、申請できないものもあります。
ワードプレスを使っていて「なんぞ?」と思う方は、そもそもサブドメインを取得しておらず、関係ない話かもしれませんのでお気になさらずに。
過去にそのURLがブラックリストに入っている可能性
中古のドメインを取得した(買った)場合、そのURLがブラックリストに入っているせいで申請できないこともあるとの事です。
中古のドメインでブログを始める場合は、ブログを始める前に、その取得したドメインがブラックリスト入りしているかどうか調べてみましょう。
ブラックリストに入っているか否かは、「URL ブラックリスト 調べる」とかで検索すれば普通に出てきます。
新規の独自ドメインを取得したばかり
新規で独自ドメインを取得したばかりでも、申請を受け付けないことがあるそうです。そんなときには「ドメイン寝かせ」です。
私も二か月程放置した上で、次の項目に書いた様にプラグインを改善したら審査に通ったので、実際どうなのか何とも言えません。検証し忘れと言う致命的ミスに多少は後悔(?)してます。ただ、後述の様に、再度申請するまでに2週間待ちたくなかったんです…。
ネット上には憶測みたいな都市伝説風に色々と書いてあるのですが、とりあえず、悪い事するために次々にドメインを取得する、というような事が無い様に、Googleが自働でハジくようにしているとかなんとか。そう言われてみると、確かに納得です。
これ以上何をしていいか分からない場合には、一か月とか3ヶ月とか諸説ありますが、申請用のブログをそのままにURLをネット上に公開したまま「ドメイン寝かせ」をしてみるのも一つの手かも知れません。
相性の悪いプラグインを利用している
序
これはワードプレスを利用している方にだけ関係ある原因です。
申請してから規約違反連絡が来て焦るよりは、申請前に相性の悪いプラグインがインストールされてる事が分かり、ある意味では幸運なのかもしれませんが。
申請通る2か月前にはこの事を知らずにとりあえず「ドメイン寝かせ」もしましたが、多分私にとって申請出来ない一番の原因だったのではないかと思うので、詳し目で書かせて頂きます。
「head cleaner」系のプラグインという曲者
私もでしたが、申請前にサイトの素地を完成させておくべく、その一環でサイトを軽くしようとしていくつかプラグインを導入する場合があると思います。
サイトを軽くするために「head cleaner」をインストールすることがあると思いますが、これが種類によっては受け付けてもらえないのです(「なぜ」については、素人の私ではなく、もう少し専門的に書ける方にお譲りします)。
無難な「head cleaner」を
「head cleaner」を使いたい。そんな場合は、無難なプラグインを無難な設定で使うしかない。
ということで、2018年6月現在「とりあえず大丈夫」なプラグインと、「とりあえず大丈夫」な設定にする手順を書かせて頂きます。
①プラグインの選択
素人的に、「head cleaner」は大事らしいと思い、検索をかけると、少なくとも私のPCで2018年6月現在ではこのような感じになります。
つい数日前にアドセンスに再申請するまでは左上の紫のアイコンの「wp_head() cleaner」にしてました(だって「現在のバージョンと互換性あり」ってあったんだもの…)。
しかしながら、「head cleanerがアドセンスの申請の邪魔をするらしい」という情報を数日前に見つけ、対処法も詳しく解説があった右上のグレーアイコンの「Head Cleaner」に換えました。
↓クリックするとこんな感じで紹介が出ます。
②設定で気をつける事
設定から「Head Cleaner」の設定画面を表示すると、「パラノイアモードを有効にする」という項目があります。
これにチェックを入れると、プラグイン的に徹底的に速くするよう努める様になるわけですが、反面、アドセンスの規約違反になってしまいます(理論的な解説は他でご覧下さい)。
ということで、この欄は空欄にしておいて下さい。
そうすると、案外URLの審査に通るようになるかもしれません。
※「wp_head() cleaner」でもやり方があるのかもしれないです。決して「wp_head() cleaner」ではダメと言うことではありません。
再度申請するまでの期間が短すぎ
「再申請は不承認から2週間後」
これも都市伝説的にネット上で散見するのですが、本当のところは分かりません。ただ、検証目的にブログを開設したわけではないので、わざわざ「悠長に2週間待つ」というリスクを冒してまで試す気にはなりませんでした。
不承認の原因を改善しても、期間的な問題でハジかれている可能性はゼロではないということです。
でも「再申請まで2週間かけなくても全然大丈夫だった。」というのを見かけるのも事実ですので、あまりアテにならないかもしれません。
最後に
ブログでアドセンスの規約に反しないテーマを扱う限りは、やはり収益等の面でアドセンスが強いです。
「この URLでは AdSense にお申し込みいただけません」というワードに挫けずに申請に挑んでみて下さい。